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 昇龍館(しょうりょうやかた)での
浦賀姫、音羽姫による微笑ましい母子談義も盛り上がって来た頃、
奥の部屋から、清々しく天津祝詞を奏上する根岸彦の声が聞こえて来た。

(三五教(あななひけう)の祝詞(のりと))

      天津祝詞(あまつのりと)

  高天原(たかあまはら)に元津御祖皇大神(もとつみおやすめおほかみ)
  数多(あまた)の天使(かみがみ)を集(つど)へて
  永遠(とことは)に神留(かみつま)ります。
  神漏岐(かむろぎ)神漏美(かむろみ)の御言(みこと)以(も)ちて
  神伊邪那岐尊(かむいざなぎのみこと)
  九天(つくし)の日向(ひむか)の
  立花(たちばな)の小戸(をど)の阿波岐ケ原(あはぎがはら)に。
  御禊(みそぎ)祓(はら)ひ玉(たま)ふ時(とき)に成(な)り坐(ま)せる。
  祓戸(はらひど)の大神等(おほかみたち)
  諸々(もろもろ)の曲事(まがこと)罪穢(つみけがれ)を。
  祓(はら)ひ玉(たま)へ清(きよ)め賜(たま)へと
  申(まを)す事(こと)の由(よし)を
  天津神(あまつかみ)、国津神(くにつかみ)、
  八百万(やほよろづ)の神等共(かみたちとも)に
  天(あめ)の斑駒(ふちこま)の耳振立(みみふりたて)て聞食(きこしめ)せと
  恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(まを)す。
  神素盞嗚大神(かむすさのをのおほかみ) 守り給へ 幸倍給(さちはひたま)へ
  神素盞嗚大神 守り給へ 幸倍給へ
  惟神霊幸倍坐世(かむながらたまちはへませ) 惟神霊幸倍坐世


浦賀姫 「あら、お父様も先ほどお帰りになられてから、
     ようやく一息つかれましたのね。」

音羽姫 「私はあの声を子守唄の様にして育ちましたから、
     あれを聞いていると心地よくなって、
     すーっと寝入って夢の天国へ舞昇りたくなりますのよ。」

浦賀姫 「おほほほほ…、それこそこの昇龍館の真髄ですわ。」

音羽姫 「毎日、この日の出島を毒し切っているウラルの教えと、
     盤古大神を神と崇めていながら、
     これを誠の天津日月(あまつひつき)様だと考え違いしている
     盲聾の風に打たれながら働いておられますのですもの、
     ああしてこの昇龍館の聖域で、天津祝詞を奏上しておられる時が、
     復活の時なのであられましょうね。音羽にはあの祝詞に乗って、
     たくさんの雑霊が、
     穏やかな龍神の如き青水晶の筋になって天に舞い上って行く姿が、
     こうしているだけで、脳裏に浮かんで参りますのよ。」

浦賀姫 「貴女様は子供の頃から、その様なことを申しておられましたものね。
     その光景はどの様なご様子なのかしら。」

音羽姫 「根岸彦様(おとうさま)が天津祝詞の奏上をなされますと、
     体中から小さな青白い玉と、
     少し赤味がかった小さな玉がたくさん出て参りますの。
     そして青赤両方の玉は、それぞれ一度、顔の形や人の姿になって、
     時にはハッキリとした顔形を現わすものもありながら、
     青白い方は頭の方から細くなって、
     一筋の波打つ光の筋になって天に舞い上りますので、
     その姿が昇り龍の様に見えますのよ。
     そうして赤い方は、一度、人の姿になると恥じらう様にして下を向いて、
     黒い影になりながら足から地底に下がって参りますので、
     そのかき消える時の姿が、
     ちょっと毬栗(いがぐり)とか海栗(うに)の様に見えますのよ。」

浦賀姫 「まあ、その様に見えますの。お母様はその話を聞きましたら、
     なんだか瑞霊真如様がお書きになられた三鏡の中で読んだ、
     人魂(ひとだま)のことを思い出しましたわ。
     青白い方の玉はきっともう宿替えした方の人魂で、
     赤い方の玉はおそらくまだ生きてらっしゃる方の人魂のかけらで、
     それはたぶん巷では生霊(いきりょう)と呼ばれているものですわ。」

音羽姫 「お母様も、私の縁談の話ばかりなさるのかと思いましたら、
     その様なこともお詳しいのですね。」

浦賀姫 「ええ、こう見えましても、根岸彦様(おとおうさま)の妻ですからね。
     私も及ばずながらもお勉強しておりますのよ。」

     天国は 人の心が 作り出す
     世はヒラナリの空っ風
     片や環境問題や
     金融危機に悩まされ
     職を失う者あれば
     片や仕事に恵まれど
     思想に不満を抱えつつ
     やむなく働き恨み事
     腹に抱えて鬱々と
     黙々働き泣き寝入り
     または酒興に身をやつし
     いつしか身体衰弱し
     酒に溺れて溺死する
     歯切れの悪き生煮えの
     ウラル盤古の日の出島
     不満は山ほどあるとても
     暮らしの為には辛抱し
     家族の為にと内臓も
     腐らせ口臭漂わす
     根は善良なる日の出島
     草の片端(かきは)の社会人
     死しては浮遊の霊となり
     生きても恨みの生き霊と
     なりて都会のあちこちに
     彷徨う哀れな霊(たま)となる
     これを静かに肉体に
     集めて帰り昇龍(しょうりょう)の
     館(やかた)で一人神前に
     天津祝詞を奏上し
     浄化に励む根岸彦
     不言実行の神行を
     見逃さざるこそ照妙(てるたえ)の
     花も恥じらう音羽姫
     その母親は浦賀姫
     時勢の流れに逆らわず
     時節待つこそ勇ましき
     忍耐力の麗(うるわ)しき
     腐りても鯛日の出島
     やがては世界の王になり
     天皇(すめらみこと)の大道(おほみち)を
     世界に布いて万丈の
     上下(かみしも)揃うて祝い合う
     うれしうれしのミロクの世
     完成させるお手柄を
     立てる定めとただ信じ
     勤め励むはよかれども
     努々(ゆめゆめ)慢心するなかれ
     盤古大神王道の
     世は来れどもすぐ終わる
     短き定めその後に
     天孫ニニギの来臨し
     天上地上統一の
     大経綸を完成し
     等しく民は完全な
     神の子・神の宮となり
     待ち焦がれたる聖代を
     実現せざるはなかるべし
     ああかむながらカムナガラ
     御霊幸倍(みたまさちはひ)ましませよ
     神素盞嗚大御神(かむすさのをおほみかみ)
     瑞(みづ)の御霊(みたま)の大御神
     ああかむながらカムナガラ
     御霊幸倍(みたまさちはひ)ましませよ


              平成二一年二月一九日 旧一月二五日 垣内政治 識
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